2014年12月5日金曜日

第23期 全国浄土宗青年会主催 別時念仏会

平成26年11月27日に第23期 全国浄土宗青年会主催 別時念仏会が、大本山増上寺において勤修されました。



こころは同じ 花のうてなぞ
 
~命の輝き 念仏の輪とともに~


このテーマを掲げ、全国から大勢の僧侶が一堂に会し、増上寺本堂でお念仏の輪を拡げました。


12時の受付開始と同時に、事前にお申込み頂いていた全国の僧侶が続々と増上寺に集まり、

その数はなんと200名を超えるものとなりました。


13時からの開白法要。そして、

大本山増上寺 教務部長であられます井沢隆明上人、


浄土宗災害復興宮城事務所 所長 中村瑞貴上人、


浄土宗1級法式教師 大本山増上寺式師 山本晴雄上人から、法話や講義を授かり、


16時からは別時念仏会が始まりました。




お別時の途中では、大本山増上寺式師会様による縁山流聲明、及び

山形教区 乘舩寺 住職 安達良信上人による名越流双盤が披露されました。



200名を超える僧侶達、また一般参加して頂いた方々のお念仏の声が増上寺の大殿の中に響き渡り、とても素晴らしいお別時を務めることができました。


また、退堂する際には収穫したばかりのともいき米を僧侶達は受け取りました。



ともいき米

今だ被災の傷跡残る東北でとれたともいき米。僧侶達は、このお米に込められた願いを真摯に受け止め、その思いを双肩に背負い、各々の自房へと戻りました。


先日の長野の震災。広島市の土砂災害。豪雨。豪雪。火山の噴火。そして、東日本大震災。


天災は人々を容赦なく襲い、尊い命は自然の前に儚く散ってしまいます。


我々僧侶は、僧侶として。宗教者として。一人の人間として。一体何ができるのか。何をなすべきなのか。





命の輝きを、念仏の輪とともに拡げることができた一日となりました。

全国から参加して頂いた皆様、誠にありがとうございました。

また、このような素晴らしい別時念仏会を開催して頂いた全国浄土宗青年会の皆様がたには謹んでお礼申し上げます。

ありがとうございました。










関東ブロック浄土宗青年会 スポーツ交流大会千葉大会

平成26年関東ブロック浄土宗青年会 スポーツ交流大会が千葉県にて開催されました。



が、雨。


大会当日はあいにくの天気となり、屋外でのソフトボール大会ではなく、屋内においてボウリング大会が行われました。


会場となったラウンドワンは、普段運動する機会がない僧侶達が集まり




かなり異様な光景でした。


まるでボウリングの玉がボウリングをしているような光景は、六道輪廻を具現化したような絵面です。


さすが現役の僧侶達といった所でしょうか。


とはいっても、自分が置かれた状況を精一杯楽しむ事ができるメリハリのついた大人達。


他のチームとのスコア争いにも熱が入ります。




ストライクを出して盛り上がる僧侶達


プライバシー保護の観点から目線にモザイクを入れることによって、まさかこれほどまでに


怪しい写真になるとは思いませんでした。


また、スポーツ交流大会とは言ってもやはりそこは勝負の世界。志半ばで優勝戦線から外れてしまい、悔しい思いをする者もおりました。



結果が伴わなかった関ブロ理事長


日々の激務から解放され、疲れが少し顔に出てしまったようです。お体ご自愛下さい。


参加することのできた皆が、体を動かし、仲間と話すことによってリフレッシュする事ができました。





たまにしかない仲間との交流機会。


僧侶という道を志し、学生時代、共に過ごした仲間達と別れた後。あるものは自房で、またあるものは本山で。檀家さんを守るために奮闘するもの。仏道を邁進するもの。または社会貢献に心血を注ぐもの。

それぞれの僧侶としての道を進む中で、久しぶりの仲間達との交流の機会を企画して頂いた千葉教区の方々には感謝いたします。本当にありがとうございました。