開白法要
総会におきましては、第22期 関東ブロック浄土宗青年会が承認され、成田 淳教上人が理事長として、第22期の関東ブロック浄土宗青年会が正式にスタートしました。
kyoke anjin
教化安心
~私たちのこころ 伝えるこころ~
成田 淳教 理事長、倉 信法 事務局長と共に、第22期関東ブロック浄土宗青年会は活動していきます。
総会から引き続き、研修会が始まりました。
今回はノンフィクション作家であられます石井 光太 先生、大本山薬師寺執事であられる大谷 徹奘 上人、福岡教区 弘善寺住職であられる柴田 泰山 上人、この三名の方に教壇に上がって戴きました。
石井 光太先生の講義におきましては
「人は何にすがり、何を求めるのか。-遺体安置所につくられる光-」をテーマに講義を頂きました。
東日本大震災の時に設置された遺体安置所。そこで被災者は何を求め、何にすがろうとしたのか。そしてその死の中で、宗教者にしかできないこととは何なのか。
自著『遺体』を下敷きに、宗教者が災害の中で求められること、そしてこれからの社会の中で宗教者が築き上げていかなければならないことについて、御自身の体験の中からお話頂きました。
大谷 徹奘上人の講義におきましては
「これからの説法」というテーマで講義を頂きました。
御自身が17歳で始めた薬師寺での修行と、全国法話行脚で知って学んだこと、大衆の求めていることとは何かを中心に、そしてこれからの僧侶は何を伝えなくてはならないかを、お話頂きました。
柴田 泰山上人の講義におきましては
「現代社会と浄土宗」というテーマでお話頂きました
混沌たる現代社会、混乱した現代社会といわれて既に久しく、その中における日本宗教、そして日本仏教の役割と存在意義についての議論も近年盛んに行われている。その中で、私達浄土宗僧侶は、現代をいかにとらえ、また何かを自らの生涯において伝えていかなければならないのであろうか。ということを念頭に、お話を頂きました。
日常生活の場においては、決して聴く事のできない貴重なお話を三名の講師の方々から頂き、非常に勉強になり、また、刺激になる研修会でした。
この行事の最後には、粛々と結願法要が執り行われ、第41回関東ブロック浄土宗青年会 総会並びに研修会は無事に終了いたしました。
関東近県から多数の参加者を集め、皆が思い思いの考えを旨に、帰路につきました。大勢の方にご参加頂き、誠にありがとうございました。
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